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ヒメサナエ | |
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| いわゆるオニヤンマ柄のサナエで、オジロサナエによく似て区別が難しい。肩の二白条の横に二小白点のあるのがヒメ、無いのがオジロ、腹部の黄白縞がヒメでは逆三角、オジロは細い線状といったところで判別可能。オスのしっぽの先の形は、ヒメは二つ左右に分かれてまっすぐ、オジロは大きく下方に曲がる。 河川の中流域で羽化するが、成熟した個体は羽化した場所では見られず、山間の渓流域まで遡ってそこで生活するという。 |
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オジロサナエも、幼虫が川を下って羽化をするといわれるが、川に住んでいるサナエトンボの仲間は、幼虫が川底に住むために、時には流れに乗って川を下ってしまうリスクを背負っている。だから、成虫はなるべく上流の方で卵を産んでやることにより、幼虫が極端な下流に流されないように、工夫しているのでは無かろうか。 |
