オツネントンボホソミオツネントンボ | |||
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オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボは成虫のまま冬を越すことで知られる。その内、ホソミイトトンボは埼玉では殆ど見ることが出来ないが、この二種は比較的普通に見る事が出来る。 この頃は、両種とも全身が枯れ草色で実に地味だが、冬を越して水辺に姿を見せる頃になると、特にホソミオツネントンボは全身が美しい水色に変化している。 |
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越冬前 1994.11.17
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一方、オツネントンボには劇的な体色変化はなく、僕好みの渋いエンジがかった色だ。 未熟な内は両者を見分けるのが難しいが、翅の縁紋がホソミオツネンではピッタリ揃うのに対し、オツネンでは揃わないというのが決定的な違いとなる。 アオイトトンボの仲間でありながら、両者とも金緑色に輝くことはないが、行動パターンは一族特有のモサッとした感じだ。 |
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懸垂気味に止まり、必要以上に尾を振るしぐさを見ると、ホソミオツネントンボなどせっかくの美しいブルーの姿が、台無しのように思えてくる。 | |||
