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アジアイトトンボによく似ているが一回り大きく、飛ぶと青い斑紋が目立ってなかなか美しいイトトンボ。また、翅に水色の紋が現れるのも特徴。
暖かい地方に多く、関東より西に広く分布する。埼玉では県東南部で比較的普通に見られるが、西部ではまったく見られない。
1992年夏のこと、行き慣れない県東部を回った時、ある大きな沼の岸辺で、アジアイトトンボによく似たイトトンボを見た。アジアイトトンボより一回り大きかったので、よく目を凝らしてみると、腹部の青班が第八節にかかっていた。アジアイトトンボの場合は第九節にかかっており、これが最大の区別点となる。
二枚ほど証拠写真を撮ったところで、イトトンボは池の奥に飛び去ってしまった。
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